アップストリームプロキシ(上游代理)の設定
「アップストリームプロキシ(Upstream Proxy)」機能は、ローカルコンピュータで動作している他のプロキシツール(VPN、Shadowsocks、Clash 等)を Mbbrowser の「上流」として利用するための仕組みです。
1. どのような時に必要か?
- ネットワーク制限: お使いのネットワーク環境から、直接プロキシ IP(SOCKS5/HTTP)に接続できない場合。
- VPN の利用: システム全体の VPN を通さずに、特定のブラウザプロファイルだけをローカルのプロキシソフト経由で通信させたい場合。
2. MBBridge の役割
Mbbrowser には MBBridge という専用ツールが組み込まれています。これはローカルのプロキシソフトと Mbbrowser の間の「橋渡し」をします。
3. 設定手順
- ローカルプロキシソフトの準備: Clash や V2Ray など、お使いのソフトがローカルポート(例:127.0.0.1:7890)を開放していることを確認します。
- Mbbrowser の設定:
- 環境設定の「代理Proxy」で「上流プロキシ」または「MBBridge」を有効にします。
- Host に
127.0.0.1、Port にローカルソフトのポート番号を入力します。
- プロキシの階層化: これにより、通信は
Mbbrowser -> MBBridge -> ローカルプロキシソフト -> インターネットという経路を辿ります。
4. 注意点
- 二重プロキシ: アップストリーム設定を使用している場合、ブラウザの指紋(WebRTC 等)は最終的な出口 IP と一致している必要があります。Mbbrowser はこれを自動的に検出して調整します。
- 競合: 複数のプロキシソフトが同じポートを奪い合わないよう注意してください。
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